『ぼくらの7日間戦争』

2020/03/22

映画

好みが分かれそうな内容

映画化されたときに「どうしようかな、まあ観なくてもいっか」
と気に留める程度に興味があったのですが、
期間限定で無料公開されていたので、鑑賞させていただきました。

では早速感想に入ります。

好きな点は、綺麗に話がまとまっているところですかね。
無理やり内容を詰め込んだ感じはなく、ストレス無く見られたことです。

微妙な点は、千代野の好きな相手についてです。
私はてっきり相手が本多だと思っていたので、主人公が千代野に告白したあと、
千代野が山咲に告白したとき、思わず吹きました。

差別的な意味で吹いたわけではなく、
展開として伏線あったっけ?と頭が混乱して、意味が分からなくて吹いたわけでして。
この千代野の告白シーン、実際に映画館で観ていたら
私、大変なことになっていただろうなと、映画館で観なくて良かったなと思いました。

イマイチかなと思った点は、話がスッキリしすぎているところでしょうか。
不法滞在とか、親の勝手で振り回される娘の抵抗とか、イジメ等々、
色々話題や込めたい内容はあったはずなのに、
観終わったあと、最後の飛ぶシーンと千代野の例の告白シーンくらいしか思い出せず、
何を伝えたかったんだろう?と、私の読解力が悪いせいかもしれませんが、
なんか印象みに欠けるという内容でした。

映画って普通、観終わったあとに
「~かっこよかった!」「~シーンは泣ける」「考察しようぜ」
となるはずなんですが、視聴者の私側にそこまで感情的に突き動かすものが
残らなかったかなと思うんです。

勿論世代のせいかもしれません。
学生とか親世代に響くとか、そういうのもあるのかも。

最近はアニメシリーズの続きみたいな映画ばかり観ているので、
映画1本に詰め込む難しさはあるのかもしれないですが、それでもサマーウォーズとか、
見事に感動できる作品というか私の好きな映画なんですが、存在しているので、
そういう映画に出会ってみたい想いに駆られます。

とか言いつつ、来週はアニメシリーズの派生映画を観に行っちゃうんですけどね。

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