想像以上に面白かった…

2020/04/13

アニメ感想

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

今期の期待枠として実は楽しみにしていたアニメなんですが、
想像以上に刺さるぞこのアニメ、と思って2回観てしまいました…
OPだけなら2桁見返しました…

何が刺さるのかと説明するには実に難しい内容で、
自分が死ぬか国外追放される破滅フラグを女主人公がへし折ろうとする話だよ、
と言っても全然面白さが伝わらないものです。

それならば私が、このアニメをどう見て楽しんでいるのかと言いますと、
視点を主人公に合わせることだと思います。
いわゆる「主人公に自分を重ねて疑似乙女ゲームをしている感覚」になろうということ。

だったら普通の乙女ゲー原作アニメよりどこが面白いのかとなるんですけども、
それは、この主人公が乙女ゲーの主人公ではなく悪役側であることに違いがあります。
悪役は物語でバッドエンドになる運命ですので、
それを回避するためには自分の身にかかる
バッドエンドフラグをへし折らなければいけません。
ただ舞台が乙女ゲーなので、乙女ゲー要素も薫る…みたいな?

したがって、このアニメは乙女ゲー好きの女子よりも
若干アンチ寄りな女子が見ると面白いのかなと思います。
=男性ウケも良さそうですよね。

あとタイトルには「悪役令嬢」とあるのですが、
中身(転生した主人公)は善い人…てかアホなので、
そこらへんのストレスが全くないのはありがたいです。
むしろその性格のおかげで物語が面白くなっています。

で、ここからちょっと個人的な話になります。

1話を観て、私のツボにハマったのがキースでした。
キースがどんな性格かを一言で表すと「弊社の滋」です。

キースへのツボが、他作品の誰かと似ているなと思って考えていたんですけど、
あれです。パンドラハーツのギルバートです。
ギルバートの好きと同じ感覚です、キースの好きは。

OPを2桁見返した…と冒頭で記述しましたが、
OPのキースが、もうすんばらしい。

OPの構成が、サビあたりから「主人公+各キャラ」の絡みという画で
それぞれ流れることになるんですけど、
各キャラの主人公との絡みが一部のキャラを除いてほぼ
幼少期主人公+幼少期各キャラ」⇒「成長後主人公+成長後各キャラ」
と映像が展開されていくんです。

キースはというと、
幼少期キースは幼少期主人公におんぶされる映像が流れるんですけど、
そのまま映像が上手く繋がって、
成長後キースが成長後主人公をおんぶする映像に変化します。
この時点で最高of最高なんですが、
その後、成長後キースのおんぶが崩れていく姿と表情は堪らないっす…

こういうのホント弱いです。私。
滋も桃ちゃんをおんぶして一緒に崩れて欲しいです。
滋が桃ちゃんをおんぶして、桃ちゃんが照れているところで
すかさず滋に崩れてもらいたいです。
パロディ描きたひ…

そういえば、キースのキャラ特性って「チャラ男」なんですけど、
1話の時点で、チャラ男臭が微塵も感じられないんですよね。
OPを見ている限りでも、チャラ男要素が無かったので、
1話の時点で破滅フラグがへし折れてシスコンとかになるんじゃないかなと思うんです。
まあでも、いつでも引きこもりフラグは立てられるので、
そうなった時点でチャラ男街道まっしぐらなんでしょうね。

キースの他に、松岡さん演じるキャラの特性が気になります。
「腹黒」「チャラ男」「ツンデレ」以外にキャラ立ちする性格ありますっけ?

てな感じで、ここまで感想をお付き合いいただきありがとうございました。

その他視聴予定アニメ

残り未視聴は「富豪刑事」「かぐや様」「天晴爛漫」です。

「かぐや様」は完全品質保証されているので大丈夫なんですが、
「天晴爛漫」は当たれば良いな枠で入れたので、期待度が少し低めです。
「富豪刑事」は期待度高いんですけど、
最近、菅野さんのとあるツイートを目撃してしまって
少し幻滅しているところです。

あ、でも、菅野さんの音楽は素晴らしいですからね。
アーティストは少しくらい尖っていた方が素敵な作品を描けるだろうし。
作家さんや監督とかのフォローって、ちょっと好き嫌い分かれますよね。

ですので鉄板は、
公式のアニメ・ゲームアカウントをフォローするところからがオススメです。
そこから好きな監督、キャラ原案、原作者についてリツイート等で様子を伺って
個人をフォローすると良いでしょう。

今期は3話切りならぬ2話切りを計画中なので、
「天晴爛漫」2話視聴終了後時点で春アニメを確定させようかなと思います。

QooQ