波よ聞いてくれ

2020/04/09

アニメ感想

1人でも喋られる人

稀に。1人で勝手に喋り続けられる人っているじゃないですか。
ネタを呼び込むんじゃなくて、
自らネタの海に飛び込んで収集して上手く調理できる人が。

まあ、そういう人は相手の話も聞くんですけど、
相手の話を10倍のボリュームで返すことができるんですよね。
珍ネタを発掘して絶妙に調理して弾丸トークできる人、
そういう人に私は憧れていたりします。

今期アニメの初っ端視聴が「波よ聞いてくれ」だったんですが、
主人公の喋りが圧倒的過ぎて、1話の間ずっと口が開きっぱなしでした。

「元大関、琴欧洲のブログで癒されてください」

という返しなんて、ふつうできますか?
いやいや、思いつかないですよ。

この返しの凄いところは、
  1. 「力士」×「ブログ」×「癒し」の意外性の掛け合わせによる笑い
  2. その力士のブログを知っている人にとっては「確かに癒されるわ」という納得による共感
で、聞いている人を惹きつけるところです。

まだ春アニメ1作目ですし、覇権候補はたくさんありますが、
私はこのアニメで何かを学べると言いますか、何か掴めるものがあるんじゃないかと、
感じさせてくれる作品だと思います。

外出自粛なんていう世の中ですが、
この狭い自室からでも刺激的な出会いはあるし、吸収できるものはある!
そんな新しい予感をさせてくれる春アニメ雑感でした。

因みに、上の画像は「出会い」という意味の他に、
アニメで熊が出ていたので対抗してパンダを出してみました。
あと大関にも対抗して癒し要素を入れています。
まあ、分かってくれ…(投げやり)

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