ざっくり総評
レイトン教授VS逆転裁判、ようやくクリアしました。
1周目は攻略無しで挑み、親切設計のおかげで無事にエンディングまで見られました。
しかしナゾを2つほど取り逃していたので攻略を見ながら2周目(地下遺跡最深部から)、
さらにクリア後特典「ひみつのモード」「はいしんモード」も遊び尽くしましたッ!!
ボリュームはありましたね。
ゲーム本編の裁判構成は序盤のミニ裁判+普通の裁判が2つ+最後に大きな裁判が1つ
というところでした。
逆裁本来の探偵パートがレイントン教授のナゾ解きスタイルに置き換わっており、
ナゾが出題されることで法廷パートまで話が展開していきました。
逆裁とレイトン教授が上手く融合した結果だと思うんですけど、
探偵パートがナゾ解きだと、あんまりストーリーが入ってこなかったですかね。
ナゾ解き→会話→ナゾ解き→会話…みたいな流れになるので
おばあちゃん脳な私はナゾ解きに時間がかかってしまうと
直前のキャラとの会話が飛んでしまうのです。
逆裁からの登場キャラは成歩堂と真宵、あと御剣もチラッと出ていました。
(裁判長は多分同一人物ではないのでカウントせず)
因みに御剣が好きな人は
是非クリア後に配信(無料)で受け取れるスペシャルエピソードを遊んでみてください。
御剣がゲーム本編キャラと初めて絡む話はクリア後エピソード中で一番好きです。
矢張は…どこにも登場しなかったのですが、設定画でお姿を拝見できるので
どのみち「はいしんモード」はオススメです。
レイトン教授シリーズのキャラはゲーム本編中だと基本的にふざけないので、
逆裁メンバーが主にギャグを引き受けていましたね。
うん、それで良いのです。
序盤ではレイトン教授サイドと逆裁サイドでそれぞれの描写から始まり、
そこから合流して、協力して、
最終的にちゃんとゲームタイトルの「レイトン教授VS逆転裁判」の構図にする魅せ方は
予想をしていましたが興奮しました。
法廷パートの演出について※ネタバレあり
逆裁を知っている人ほど法廷パートの演出に新鮮味を覚えたはずでしょう。
特に「問いつめる」というゲームシステムなんですが、
これは1人の証言者が証言している最中に別の証言者が反応するのでそれを指摘する、
というシステムです。
大逆転裁判に確か同じようなものがあり
指摘すると大体は正規ルートに繋がっていたものが、
本作(レVS逆)では「問いつめる」が必ずしも正規ルートへ繋がるわけではない、
というのが何気に厄介でした。
そしてもう1つ新鮮だったのが、かつ壮観だった演出が、
証言席に10人並んで横にスクロールしていくシーンです。
逆裁シリーズでこんなにも人数が並ぶことは無かったので圧倒されました。
中でも美味しいのが、ボロゾーキンの存在。
ちょうど真ん中に彼はいるんですよね。
良い位置にいるぜ君。
そこで吹き出してしまう人は他にもいるはずです。
逆裁のお家芸、真犯人のブレイクシーンは弱めだったんですけど、
レイントン教授シリーズと擦り合わせた結果なのかなと思っています。
まあ、このゲームの進行時系列中に人を殺害した犯人は存在しないので
(自殺した人以外は生きているんで)
ブレイクシーンは無いという認識で良いかもです。
キャラクターについて
最初のある意味犠牲者(事故で負傷しただけで死んではない)ジョバンニですが、
マホーネをレイトン教授に差し向けた人物になります。
「この人が重要人物になってくるのかな」と想像しながらゲームを進めていて、
ふと「ジョバンニ・ジコール」という名前が「序盤に事故る」と脳内で変換された瞬間、
「コイツは完全にちょい役だ」と悟りました。
この人、クリア後のスペシャルエピソード序盤でも事故っていましたね(笑)
本作品の代表的な検事、
最初と最後を除いた裁判で検事を務めたジーケンは、そこそこ好感を持てました。
脳筋馬鹿キャラだと思っていたんですけど、本編では普通に切れ者で良い人でした。
が後日談(スペシャルエピソード)でアホさ(誉め言葉)が炸裂していたので安心しました。
ジーケンはジョドーラとの王道的な組み合わせも良いんですが、
何気にエンディングの1枚絵にあったクロワ&ジーケンの組み合わせがアリだなと。
ジーケンは肌が褐色気味で短パンビーサンアロハシャツが似合うと個人的に思います。
浜辺でチューケンと一緒に走っていてくだされ…
そういえばゲームのとあるシーンで真宵が大変なことになるのですが、
そのときに「みぬきだったらイリュージョンで助かっていたのに!」とか
つい思ってしまったんですけど…やっぱりそれでも成歩堂の相棒は真宵ですよね。
というか、あのシーンで脱出できていたら真相から一歩遠のいていたんですね。
トリック(黒幕)について※重大なネタバレあり
レイトン教授たちは「魔法」と「魔女」が存在する世界に迷い込み(巻き込まれ)、
魔法で人が殺される事件に遭遇し、魔女裁判で事件を紐解くという内容。
レイトン教授シリーズについてあまり詳しくないのですが、
レイトン教授シリーズ自体がファンタジー系っぽいので
本作もファンタジーなトリックはアリなのかなあと思い
いざ蓋を開けてみれば、
「魔法も魔女も存在していなかった」という真相。
ファンタジー×裁判モノってどんな締めになるんだろうと気になっていたら
いつもの逆転裁判になっていましたね。
超常的な現象がコトの発端で高度な科学技術によって世界を作り出していた、
というのが微妙に腑に落ちないですが
ストーリーテラーとジョドーラの動機は理解できるので
最後には感動があり、2回目のエンディングではオーケストラの美しさも相まって
超大作映画を観たあとのような感動が込み上げてきました。
マホーネのいる世界は本の中にしかなくて
ゲーム本編終了時には今生の別れ、みたいな結末も好きですが
「そんなファンタジー世界は無え!すぐそこにいるぞ!!」となると
一気に話が明るくなってそれはそれで嬉しいです。
実際、その後を描いたスペシャルエピソードでは再びレイトン教授たちが
マホーネ達と会話していて面白かったですからね。
最後に
攻略を見て知ったのですが、1周目と2周目でエンディングが少し変わっているんですね。
多分、攻略を見なかったら一生気付かずに2周目を最後まで遊ばなかったかもしれません。
そういえば普通の逆転裁判シリーズでもバッドエンドアリとか小ネタがあるそうなので
逆転裁判の次回作が出るまでにもう1回攻略付きで遊んでみるのも手かなと思います。
あ、でもレイトン教授シリーズのゲームをまだ1つもクリアしていないのでやらないと。
アライアンスアライブも2周目しているところなので…案外忙しいですぞ?
せっかく3DSを持っていますし
ポケモンXY、SM、RSリメイクのゲーム購入も検討していたんですけど
購入したとしてもやる日は遠いなきっと。
あと忘れてはいけないのがブレデフォⅡ。
(※発売日は発表されていません)
ただこちらに関してはswitchを購入するミッションが高すぎるので
しばらく放置で良いですかな。
来週に有休を取ったので平日の電機屋散策をしても良いですが、
店頭に置いて無さそうですし
新型のswitchが出る出ないみたいな話もあるので
やはり放置安定ではないでしょうか。
ブレデフォⅡのパッケージが初回限定購入(豪華)版みたいなものになっていれば
物だけ買うということで。
ゲームは沼です。
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