秋アニメ完走

2021/01/08

アニメ一覧 アニメ感想

2020年秋アニメ全話完走視聴一覧

<冬継続>
おそ松さん 第3期
キングスレイド 意志を継ぐものたち
呪術廻戦
進撃の巨人 The Final Season
半妖の夜叉姫
ひぐらしのなく頃に業

<続編確定>
シドニアの騎士 第九惑星戦役(再)(映画)
トニカクカワイイ(完全新作OVA)
魔法科高校の劣等生 来訪者編(2021年スピンオフアニメ化)
憂国のモリアーティ(4月から2クール目)

<続編発表なし>
炎炎ノ消防隊 弐ノ章
神様になった日
ギャルと恐竜
ご注文はうさぎですか? BLOOM
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN
体操ザムライ
ハイキュー!! TO THE TOP
秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~
魔王城でおやすみ
魔女の旅々
無能なナナ

※グレプリは最終話を見逃しました…(あと途中数話も飛んでいます)

勝手に表彰

<今期覇権部門>ハイキュー!! TO THE TOP


今期視聴アニメの中の覇権は圧倒的にハイキュー!!でした。
登場キャラと一緒に笑ったりハラハラしたり嬉しくて叫んでしまう作品、
物語にのめり込める作品として断トツでした。
最終話は試合に勝てて私も嬉しくて
めっちゃ腕をブンブンしていました(笑)

今期の烏野の相手、稲荷崎高校は音駒高校並に好感が持てると言いますか、
また烏野と一緒に試合して欲しいなと思える相手でした。
宮兄弟は笑えるし、北キャプテンは独特なんだけど実は一番の共感の塊だったりと、
稲荷崎高校は全体的に尖っているように見えて、
まあ実際プレイングスタイルは尖っていましたけど
音駒並に仲良し?なチームだったなあという印象です。

一方の烏野サイドは、2年生に結構焦点を当てている感じでしたね。
西谷の気弱な過去や田中の活躍だったりと、今期で2年生の株が一気に上がりました。

そして輝く2年生に引けを取らなかった日向の覚醒。
今期アニメの中で一番好きな主人公も日向でした。

日向の良いところは、嫌みが無いところと納得のできる覚醒をしているところです。
日向の覚醒は、苦難だったり修行だったり練習を積み重ねた上で発動するものなので、
日向が活躍しているのを素直に視聴者も一緒に喜べるんですよね。
勿論最初から特殊能力があってカッコイイ主人公も良いですが、
日向みたいな最初から最後までずっと泥臭い主人公ってなかなか見ないので。

にしても、宮侑が日向にセッターをやってあげる的なことを言っていたと思うんですが、
将来組むっていう意味で良いですかね?
二人とも好きなので、是非この賑やかしコンビで見たいものです。

<さちとめぐみ推し部門>魔王城でおやすみ


かなりツボに刺さった作品です。
私としてはハイキュー!!と同じレベルで熱狂した作品とも言えます。
魅力的なキャラと関係性、爆笑できるシナリオと一つまみの温まる展開、
こういう作品には弱いんです私。

好きなキャラと言えば、でびあくまは可愛いですし推しなんですが、
あくましゅうどうし・魔王タソガレ・改の三馬鹿トリオ?も好きです。
優しそうなおじいちゃんに見えて外道なあくましゅうどうし、
真面目で厳格そうに見えて天然が炸裂するレッドシベリアン・改、
偉そうに見えて実は常識人かつ苦労人でツッコミ役の魔王タソガレ。
いやあ、この布陣は完璧ですね。
この3人がスヤリス姫に振り回されるのが堪んねえです。

姫にいつも狙われるおばけふろしき、
姫の枕のお供ナスあざらし、
こういったちょい役ですら愛着を持ててしまうのが
この作品(世界観)のキャラの凄さだと思います。

姫をさらう魔物、という導入で始まったお話なので
魔物は悪者なのか?と、先入観が最初は少しありましたが、
魔物達はずっとスヤリス姫に振り回されたりスヤリス姫を助けたりして、
実は魔物は悪い奴ではないことが分かった10話から最終話までは
良い塩梅で良い話とギャグが共存していて、最後まで飽きない構成でした。
最終話もギャグをぶち込んでいた割には綺麗にまとまって終わりましたからね。

最初は愛でる系のアニメ演出だと思っていましたが、
最後までしっかり笑える演出と脚本でした。
続編をかなり期待しているんですが、制作が動画工房さんだとやはり難しいのでしょうか。
「月刊少女野崎くん」2期も待っているんですけどね…来ないですね…
「魔王城でおやすみ」の原作は今後も追いかけようと思います。

<お気楽アニメ部門>秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~


この部門についても「魔王城でおやすみ」にして二冠にしようと思っていたのですが、
「魔王城でおやすみ」に匹敵、いやそれ以上の作品があったことに気付きました。

そう、鷹の爪です。

今回の鷹の爪はシリーズもので、
ギャグを伏線にしてどんどん回収していくのが上手かったです。
個人的に今期のダークホースは鷹の爪だと思います。

吉田にいじられながらも敵同士だったザハルと美冬がくっついていく話は
ずっと腹筋崩壊で、流石鷹の爪って感じでしたね。
ただ、最終話のオチは笑いとは別に鳥肌も立ってました。

ザハルが美冬に手をゆっくりと差し伸べようとしたところで
それに気付いた美冬がザハルへ勢い良く抱きつき、
そこからザハルの「クックドゥードゥルドゥー…」。
さらに直後のEDを流すタイミングが絶妙でした。
畳み掛けるあの流れはドストライクでしたね。

このオチを考えた人は天才ですよ。
シナリオを考えた人は天才か。
あと津田健次郎さんの絶妙な声音の具合よ。
EDの相性も良いんですよね。

笑いの後にときめきが来る、この久しく感じたことの無い結末は
ただのお気楽ギャグアニメ以上の長編映画を観た後の感覚に近いです。
このオチの手法、マジで良いですね。
創作に取り入れたいほどです。

<感動アニメ部門>体操ザムライ


体操シーンは、いつも見入っていました。
特に最終話の城太郎の鉄棒は胸に込み上げるものがありました。
ユーリと比べて地味かなとつい思ってしまうのですが、
これはこれで熱かったです。

鉄男に関しては本編の城太郎やレオへの絡みが少なく印象が薄かったんですけど、
最終話の鉄男の涙にやられました。
玲とレオの感動の表現も好きなんですが
会場が沸く中での鉄男の感動表現が綺麗で印象的でした。

正直なところ私はキャラ掘り下げ大好きマンなので
ライバルキャラ掘り下げを含めて少しキャラ描写が物足りない気はしましたが、
(ハイキュー!!を観ているとなおさら…)

シナリオの流れとして途中までレオの正体を隠すのは正解ですし、
鉄男の心情を終盤まで描かなかったのも正解ですし、
シナリオの取捨選択が的確だったからこそ
あの尺でまとめられたんだなと客観的には評価したい作品ということで、
感動アニメ部門に入れさせていただきました。

ところで、OPにある城太郎とレオと鉄男が踊るシーンはいつあるんですか?
鉄男がノリノリで踊るシーンはいつ…??

私としては試合の直後に皆で打ち上げをしてもらい、
鉄男も巻き込まれて一緒に踊ろうというところでOPを流してもらえたら神演出なんですが、
まあそんな尺も無いですしEDも良いですからね。仕方ない。

個人的に「体操ザムライ」のED歌詞は本編とリンクしていてかなり良かったです。
ED引き延ばし演出回は結構好きです。

秋アニメ総括

最終話のニコ生アンケート数値比較ですが、

1「とても良かった」

体操ザムライ:95.8%
シドニアの騎士 第九惑星戦役(再):95.7%
ご注文はうさぎですか? BLOOM:95.4%
魔王城でおやすみ:95.0%
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN:93.6%
無能なナナ:90.0%
魔女の旅々:88.3%
憂国のモリアーティ:84.5%
魔法科高校の劣等生 来訪者編:79.8%
ギャルと恐竜:78.1%
神様になった日:26.9%

5「良くなかった」

シドニアの騎士 第九惑星戦役(再):0.4%
体操ザムライ:0.4%
ご注文はうさぎですか? BLOOM:0.5%
魔王城でおやすみ:0.6%
憂国のモリアーティ:0.7%
ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN:0.9%
無能なナナ:0.9%
魔法科高校の劣等生 来訪者編:1.2%
魔女の旅々:2.1%
ギャルと恐竜:2.5%
神様になった日:29.6%

「神様になった日」の敗因は
伏線回収が雑だったことと(野球の4球目の回収ありましたっけ?)、
主人公を好きになれなかったことでしょうか。

視聴者の介護の経験の有無で評価が分かれる、なんてコメントもありましたが、
貴重な1クールのアニメの尺の中でSFや青春と一緒に
介護の要素を入れて話を分散させたのに無理があったと思います。
ゲームみたいにルート分岐があるならまだしも、アニメでは無茶だった気が…。

視聴者の頭の中で内容を補完してもらうにも、
そもそもこのアニメはSFの流れだったので、ついていけなかったんですよね。
私は鈴木が好きだったんですけど、そのあたりの話も不完全燃焼なカンジです。
ここまで描くなら描き切ってくれよ、が率直な気持ちです。

鈴木、ただのちょい役で良かったじゃないですか。
気になるように描いてしまわれて、私はどうしたらいいんですか?

もしトゥルーエンドがあるなら、別の可能性を示唆する1枚絵でも良いので
最後に描写さえ入れてくれれば私の評価は上がっていたかもしれません。

冬アニメも凄い

今のところ、続き物+無職転生、あたりで他を切っていこうかなと考えています。
ホリミヤと蜘蛛ですが、はアニメの評判も良ければ観るかもしれません。

ホリミヤはにわかではあるものの好きなので、
問題はアニメ演出でどう変えてくるかなんですよね。
野崎くん並にギャグでポップに描いてもらえるなら観るんですけど、
普通に青春ドラマ風で描かれると胃もたれして駄目かもしれないです。

続き物のリアタイ作品ですが、ひょっとすると切るかもしれないです。
前期のグレプリが良い例で、見逃して話が飛び飛びになるよりかは、
何かしらの形で一挙に観た方が楽しめるんじゃないかと思います。
ただワールドトリガーだけ土曜の深夜で、寝落ちは無いかなと思うので
リアタイできるかもしれないですね。

冬アニメ感想記事も頻繁に出来ないと思いますが、
完走記事だけは今回のように締めくくりますので
一緒に冬アニメ生活をエンジョイしましょう!

QooQ