春アニメ完走

2021/07/17

アニメ一覧 アニメ感想

2021年春アニメ完走視聴一覧

<夏継続>
EDENS ZERO
僕のヒーローアカデミア第5期

<春終了完走>
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-
86-エイティシックス-
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
蜘蛛ですが、なにか?
黒ギャルになったから親友としてみた。
シャドーハウス
ゾンビランドサガ リベンジ
SSSS.DYNAZENON
転生したらスライムだった件 転スラ日記
ドラゴン、家を買う。
七つの大罪 憤怒の審判
美少年探偵団
ヘタリア World★Stars
魔道祖師
憂国のモリアーティ

勝手に表彰

<今期覇権部門> SSSS.DYNAZENON


春アニメは圧倒的にダイナゼノンが盛り上がった印象です。
地上波最終話のTwitterは日本トレンド2位までいってるのを見かけました。
その時はツイート7万強とかだったと思います。
そして、どうやら1位までいったようです。

私はグリッドマンのアニメ版は観ていて特撮版を観ていないので、
ガウマの正体や姫が何者なのかは、はっきり分かりませんでした。
ただコレ、逆に特撮からグリッドマンを好きだった人にとっては
鳥肌で最高なんだろうなあと考えると羨ましいです。
グリッドマンの特撮を観ていなかった私でも充分楽しめたので、
考察もできる古参ファンはめちゃくちゃ面白かったんでしょうね。

今作では技名を「なんとかビーム」と雑に扱ったり、
全員で合わせるべき決め台詞がバラバラだったりと
緩いところはとことんユルく、
なのに合体とかアクションは格好良く決まっちゃうのがズルかったです。

最終話は一秒たりとも目を離せなくて、怒涛の合体と熱い戦いでした。
戦いの最中は今作ラスボスのシズムが一言も話さず、
戦いの後の蓬の回想、最終話終盤で
ジズムは蓬にだけ語っていたことが分かる演出がまた良かったです。
演出も良いですし蓬の「インスタンス・ドミネーション」の伏線が
最終話のシズムに繋がるのは流石すぎます。

私は主人公より主人公の仲間の男子・男性を好きになる傾向が強いんですが、
ダイナゼノンも暦センパイ、好きでした。
全体の半分以上は暦センパイの言動や行動で笑った気がします。
ガウマにプチギレたり、最終話も1人だけ途中合流で状況が分からなくて
命が尽きかけてもなお立ち上がるガウマに対して
「何の話ですか」というシリアスブレイク(笑)

続編あったら絶対観ます!
グリッドマンとダイナゼノンのクロスオーバーは胸熱です。

<さちとめぐみ推し部門> シャドーハウス


最初は他の良作品と肩を並べていたくらいだったのですが、
お披露目あたりの話になってから一気に面白くなり
ニコ生の配信まで待てずに地上波をリアタイしていました。
地上波とニコ生の週2回は放送を観ていました。

この作品はクローズド・サークルっぽくて好きです。
「この館には秘密がある」というプロローグからして
私のドンピシャ、ストライクゾーン。
ゾッとする怖さと隣り合わせな空気感は最高でした。

お気に入りキャラは、ジョン様とショーンのペアです。
お披露目に出ている5組のペアは基本的に好きなキャラばかりなんですけど、
破天荒主人のジョン様にショーンが上手く組み合わさっていて秀逸です。

アニメ放送序盤の夜の屋敷内見回りで
ショーンが布団を持ってきたときは
頭のネジが飛んだ破天荒キャラだと思っていましたが、
主人のジョン様の方がもっとヤバかったというのが興味深いです。
どちらかというとブレインはショーンの方だった、
このギャップも推しポイント高いです。
ジョン様は圧倒的に主人公キャラなんですよね…

敵のエドワードもTwitterのトレンドに何度も入るほど
アニメスタッフと視聴者に愛されるキャラでした。
主人公にすら与えられなかった単独エンディングをもぎ取り、
アニメ上では、ラスボスの位置も獲得し、
最終的に生き残るのですから
なんだ、このエドワードとかいうキャラ、最強なのでは??

シャドーハウスは様子を見て、電子書籍を買うかもしれないです。
漫画のギャグ(ジョン様)部分のノリが結構好きなので
原作読みたいんですよね。

<お気楽アニメ部門> 転生したらスライムだった件 転スラ日記


春アニメは、この部門が一番悩みました。
ヘタリア、ドラ家、美少年探偵団、
どれも面白くて、どれにしようか悩みました。
ドラ家と美少年探偵団はブログ投稿用の絵を
ギリギリまで準備していましたからね。

転スラ日記は大きな骨組み的イベントがあって、
その中に小話が複数ある構成になっています。
なのでガビルが出てくる話は、ボケ極振りのギャグなんだろうなとか
ゲルドが出てくる話は、ビターだけど心温まる内容なんだろうなとか、

春アニメのお気楽アニメはどれもキャラ立ちが凄いんですけど
1つの番組の中に色んなコーナーがあるバラエティーを彷彿とさせる、
登場キャラと組み合わせによって
それぞれ話にバラエティー性が生まれるところが、
他のアニメでは(ヘタリアはそれに近いところもありますが)観られない
飽きない構成と脚本と安定した作画だな
ってところで選ばせていただきました。

因みに転スラ日記の中では私はベニマルが好きです。
男前なのに、妹にも主にもぞんざいに扱われるところが切なくて面白いです。
火の用心のポスターに起用されたベニマルのツッコミは爆笑しました。
ブログ記事用に描いたこの絵のシーンもまた、
キリっとしたベニマルの背景には
「自らの炎の能力で除雪する」という場面になっていて、
雪をとかした後のベニマルの乾いた笑いがツボでした。

毎年一挙放送して欲しいなと思うアニメです。

<感動アニメ部門> Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-


候補だった86は人種差別、
Vivyは心とは何か、というテーマだったので
どちらも私の創作に近しいテーマで親近感がわきました。

Vivyは1話から映画級のボリューム感を出していて、
音楽に関してはトップクラスですし、納得の「感動アニメ部門」。
いや、この「感動アニメ」という名前が良くないですね。
次回から「シリアスアニメ部門」に変更します。覚えていたら。
Vivyは重くて考えさせられる系なので、泣けることはあっても
「感動した」で完結する作品では無いと個人的に思います。

この作品はAIの話です。
フィクションでは、AIが人類を滅ぼしがちで(笑)
AIによる人類滅亡の阻止がヴィヴィとマツモトの出会い、
そして行動を共にする目的となりました。

マツモト黒幕説は私も考えていましたが、
蓋を開けば、ヴィヴィとマツモトの純粋なるAIバディものでした。
マツモトが怪しすぎて、疑ってしまい申し訳ないです。
次回、振り返り一挙とかで視聴するときは
バディものとして鑑賞したいと思います。

Vivyのテーマになっている(と私は考えている)心とは何か。
ヴィヴィが出した「心とは記憶」の結論については、
創作で似たものを書いている私としても一度は考えたことのある説でした。
「心が壊れるとは何か」から導いていくと、
記憶もやはり心の一部だと思えるんですよね。
しかし、心って色々な要素の集合体だと今の私は思っているので、
心とは何かという結論を一言で出せてしまう時点で、
AIの思想だなあって感じがします。あくまで自論です。

人間は使命を探しながら生きていくモノですが、
Vivyに登場するAIは誕生した時点で何かしらの使命を持っています。
ヴィヴィは「歌を歌う」使命を根本として最後まで歌って(戦って)いました。
アニメだと歌は本当に映えて、
この舞台を発想し脚本を構築された方達を尊敬します。

音楽は本当に素晴らしかったです。
Vivyのサントラが欲しいです。
シャドーハウスのサントラも欲しいですし、
春アニメのサントラ欲しい作品の多さよ。
この2つを聞きながら小説を書けたら最高ですな。

春アニメ総括

最終話のニコ生アンケート数値比較ですが、

1「とても良かった」

Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-:93.6%(総集編:87.3%)
シャドーハウス:91.4%
SSSS.DYNAZENON:91.2%
ドラゴン、家を買う。:87.6%
転生したらスライムだった件 転スラ日記:83.4%
憂国のモリアーティ:80.7%
86-エイティシックス-:79.9%
美少年探偵団:79.9%
魔道祖師:79.3%
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω:78.4%
七つの大罪 憤怒の審判:65.8%(特番:59.7%)
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら:64.5%
蜘蛛ですが、なにか?:52.3%

5「良くなかった」

転生したらスライムだった件 転スラ日記:0.7%
シャドーハウス:1.1%
SSSS.DYNAZENON:1.2%
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-:1.3%(総集編:0.8%)
ドラゴン、家を買う。:1.4%
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω:1.6%
憂国のモリアーティ:2.3%
86-エイティシックス-:2.4%
七つの大罪 憤怒の審判:3.1%(特番:4.8%)
美少年探偵団:3.2%
魔道祖師:3.5%
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら:4.4%
蜘蛛ですが、なにか?:7.8%

大変お待たせしました。春アニメ感想記事です。
記事が遅くなった原因の1つであります
最終話が放送延期となっていた「蜘蛛ですが、なにか?」
は最後まで私には合いませんでした。
人間サイドの種明かし部分を見せられたとき、
勇者の話をあんなに時間割く必要があったのか?という疑問が残りました。
作画よりは構成とか原作の話の取捨選択といったバランスの問題でしょうか。

ただ春アニメは面白い作品が多かった印象です。
また、春アニメは1話から最終話に向けてどんどん面白くなるアニメが
多かったのも特徴の1つだと思います。
「シャドーハウス」「美少年探偵団」「魔道祖師」については
話が進むにつれて好きになってきたので
1話切りしなくて良かったなあと思う作品でした。

「美少年探偵団」は主人公のクズさが本領発揮されたあたりから
毎週の楽しみになっていました。
西尾維新先生はクズキャラ描写にかけてはピカイチですから!
本来アニメではテンポが悪くなると忌み嫌われる
長い台詞回しも私には相性が良かったです。
ユルい恋愛描写については、まさかあるとは思っておらず、
最終話では、そこの塩梅がそそられましたね。
続きがあるなら是非とも観たい作品です。

話題になっていた「ゾンビランドサガ」ですが、
勿論良かったんですけど、期待しすぎたからか
他の作品に埋もれてしまったように感じます。

特に最終話の、
佐賀が被災して主人公達が歌って佐賀の元気を取り戻す話は
良い話なんだけどありきたりな気がしたんですよね。
昨年の春アニメ「波よ聞いてくれ」最終話の北海道地震の話の方が
個人的には好きです。
まあ、被災の話はリアリティある方が没入しやすいですけど、
少し重たい話が無理な人にとっては
ゾンサガの方がライトに描かれていて良いのかもしれません。

春アニメは本数もそこそこ抑えたのに面白い作品が多かったので、
ここ数年の中で見てもかなり充実したアニメライフを過ごせたと思います。

夏アニメ初回視聴一覧

ニコニコ生放送(1と5の初回アンケ数値記載)

ヴァニタスの手記:50.2% / 4.7%
うらみちお兄さん:74.2% / 2.3%
かげきしょうじょ!!:82.1% / 1.6%
小林さんちのメイドラゴンS:93.8%  / 0.5%
Sonny Boy:48.4% / 8.3%
白い砂のアクアトープ:74.2% / 1.9%
探偵はもう、死んでいる。:45.1% / 7.6%
転生したらスライムだった件 第2期:77.0% / 1.0%
ピーチボーイリバーサイド:57.2% / 3.5%
ひぐらしのなく頃に卒:87.8% / 1.4%
ぼくたちのリメイク:55.6% / 4.9%
魔法科高校の優等生:59.2% / 2.9%
RE-MAIN:63.0% / 3.2%

GYAO!

精霊幻想記
ぶらどらぶ

ABEMA

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

とりあえず、気になる作品を全部観ました。
夏アニメの初回1時間枠の多さは異常です。
アニメの本数が一気に増えた感覚を覚えました。

続編タイトルを除き新規だけで見れば
「かげきしょうじょ!!」「RE-MAIN」「精霊幻想記」が面白かったです。
夏アニメの「さちとめぐみ推し部門」候補になりそうです。
特に「RE-MAIN」はニコ生のコメントも相まって
1話は終始笑いながら観てました。後輩が良いキャラしてる(笑)

「Sonny Boy」はニコ生の評価は低いですけど
個人的に謎だらけで面白そうだと思います。
春アニメの「シャドーハウス」が好きな人は合いそうなんですがね。
クローズド・サークルっぽい雰囲気が漂っていて
ゾクリとした感覚を味わえることに期待しています。

「探偵はもう、死んでいる。」「ピーチボーイリバーサイド」は
3話の時点で合わなければ切ります。
切った後に面白くなれば一挙放送で観るかもしれません。

それでは、夏アニメも一緒に楽しみましょ~!
「秋アニメざっと一覧」に続く!!!

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