3Dモデルを作ろう(桃ちゃん編②)

2021/08/16

MMD

よく落ちるVRoid Studio

前回の記事でも紹介しましたが、
VRoid Studioのソフトってよく落ちますね…

古いパソコンでなくても
3DCG用のハイスペックなパソコンでない限り
安心してはいけません。

今回、何回か突然の別れを突きつけられました。
挨拶すらない別れでした。
しかも自動保存ないっぽいんですよね。
ツラいです。

トップ画像の桃ちゃんのデータも吹っ飛びました。
一番桃ちゃんらしい髪型&
良いカンジの髪ボーンで設定できたので、
消えたあとは、しばらく立ち直れませんでした。

VRoid Studioを使用される方は、
こまめに保存」を合言葉に注意しましょう!

VRoid StudioのモデルをMMDで踊らせたい

色々と解説動画を探していた中で一番分かりやすかったのが
ニシカ'sわーくす様の動画です。


VRoid StudioからMMDに至るまで
変換ソフトやらプラグインやらを
色々とダウンロードしなければならないのですが、
ダウンロードやプラグイン追加に詳しくなくても
どのファイルをどのフォルダに突っ込む等、
イチから教えてくれるのでオススメです。

しかも10分の動画の尺で
本当にVRoid StudioからMMDまで持っていけるので
無駄が無いのに、ユーモアもあってクスリと笑える
優秀なエンタメ解説動画です。

多分、VRoid StudioからMMDに持っていくだけなら
この解説動画1本で足りるはずです。

…どうしてこうなった。

音楽のタイトルが「うちゅうだいばくはつ」なので、
まあ、宇宙人桃ちゃんということで多めに見てください…

ニシカ'sわーくす様の動画でも
不具合対処方法の説明があったんですけど
それでも直らなかったです。

原因が分からない。

とりあえずBlenderへ持っていって
面をいじったりして荒療治しようかと思ったら

いやいやいや。
さらに酷いことになっている!!

VRoid Studioでモデリングした際に、
まつ毛だったか、パーツを使わず非表示設定していたものがありまして、
おそらくそれがBlenderでは表示されてしまっていて
目のあたりが酷くなっているのかなという推測です。


目の黒い部分を消していくと、本来の色が出てきました。
しかし、この不具合修正方法は正規の方法ではない気がする、
ということで、調べまして。

そして原因が分かりました。

VRM to Pmx Converter

VRoid StudioからMMD(MikuMikuDance)まで持っていくために
2つのソフトを経由します。

まずはMMDソフトを使用される方がよく耳にするであろうPMXエディタ
こちらは、モデルをMMDへ持っていくための最終調整的な役割を担っています。

そしてもう1つがVRM to Pmx Converter
こちらは、VRoid Studioで作成したモデルをMMDに持っていけるよう
変換するのに必須なアイテムとなります。

原因は何処にあったかと言いますと、
VRM to Pmx Converterにありました。

実は、最初VRMモデルをPMXに変換したときに
失敗していたんですよね。
で、そのまま2回目試して成功したので
そのままPMXエディタに持っていき
悲惨なことになってしまいました。

VRM to Pmx Converter→PMXエディタ間での不具合かと思いきや
VRM to Pmx Converter自身の不具合でした。

VRM to Pmx Converterの日本語説明配布の動画では
変換後「Pmx Export」のフォルダをリネームすること
リネームせず次のモデルを変換すると
同名のテクスチャー画像は変換されない
とありましたが、同モデルの変換失敗後もリネームが必要みたいです。

ということで。
無事に「桃ちゃん(仮)」モデルが完成いたしました!!

うちゅうだいばくはつ

大学時代からの夢が
桃ちゃんに「好き!雪!本気マジック」を躍らせたい
だったのですが、
実際に踊らせるとモーションと相性が悪いのか
なんか…桃ちゃんが可愛くなかったのでやめました。

おそらく桃ちゃんをタレ目にしすぎたかもしれません。
今回作ったモデルは、滋レベルのタレ目な気がします。

タレ目を除いても表情が特に駄目なんですよね。
「好き!雪!本気マジック」というより
他の曲のモーションをつけても
全体的に桃ちゃんの表情が酷いです。

そんな中で、良かったのが
「うちゅうだいばくはつ」の
ほうき堂様のモーションだったので
使わせていただきました。
本当に、本当に感謝です。
ありがとうございました。

可愛い曲調も最高です。
歌声が初音ミクというのも相まってPerfume感が出ていて、
機械と可愛さの良い塩梅が出ています。
作曲者のdaniwell様
ありがとうございました。

それでは動画最終版をどうぞ。
(クレジットは動画内で紹介しています)

Blenderで作るよりはVRoid Studioで作る方が何億倍もラク

VRoid Studioに関して、
今回の記事では色々脅し文句を書き連ねましたが
マジで作るのラクです。

1週間足らずで上動画のクオリティのモデルを作れますからね。
しかもソフトが落ちるせいで何度か作り直してこの早さ(笑)

勿論、Blenderの方が自由度はありますが
まあ、使いこなせなきゃ自由度もクソもないです。

リギングは今回、髪の毛だけしかやっていません。
スキニングに関しては全く調整していません。
なのに、こんなに滑らかに動くんですよ。

比較用に万里花と千里モデルも
動画に投入していますけど、
笑えるほどに凄い差でしょ…?

まだまだ続く桃ちゃん編

桃ちゃんモデルの2回目記事にして
まさかの動画が出来上がってしまいましたが、
まだまだやり残したことも多いので
ここから改良していきたいと思います。

改良点は3つ。
  • 表情
そもそも、桃ちゃんの服は本来青くないですからね。
でも似合っていたのでそのまま採用しちまったぜ…

他にも頬や口内のテクスチャも変更したいかなと思っています。

それでは、
引き続き気長にお待ちくだされ( ´Д`)ノ~

QooQ