ブレイブリー戸締まり

2022/12/17

ゲーム 映画 日常

 

仕事→映画→記念展→クリスマスイルミネーション!!

元々、今年がブレイブリーシリーズ10周年ということで
(※スクウェア・エニックスのゲーム)
その記念展へ行くために半日休暇を取得していたんですが、

「すずめの戸締まり」という映画に
私好みのイケメンがいる…!

と知り(気付くの遅いのでは)
衝動が抑えられず
急遽、ブレイブリー展の予定にねじ込みました。

まあ、予定に融通が利くのは
ブレイブリー展ぼっち参戦ならではの良さですね。(白目)

ブレイブリー展でグッズを色々買おうと目論んでいたので
まずは身軽な状態で戸締まりから観に行くことに。

すずめの戸締まり

ブレイブリー展が有楽町で開催されているので、
その近くの映画館で観てきました!!
なんだかんだコロナで外出を控えていたので
映画館は「魔女見習いをさがして」以来ですね。
確か、観たのが2020年の11月…

ん?
2年前!????

「すずめの戸締まり」は
平日昼だったにもかかわらず
半分以上席が埋まっていました。
さすが人気映画です。

実は私は予告を観ずに
「イケメンが椅子になる」
という謎の前情報だけで行ったので

「椅子になるな!!イケメンでいろ!!!」
(そんな無茶な)
と祈りながら映画に臨んだわけですが

鑑賞後、
「イケメンが椅子もアリ」
という結論に至りました。

新海誠作品は「言の葉の庭」「君の名は」
くらいしか観たことが無く、
そこから浮かぶ新海誠作品の印象は
「映像が綺麗、特に空」でした。

特に不満があるわけでも無く面白いんですけど、
性癖に刺さるほどの好きなキャラがいなくて、
ある意味、新海誠作品の欠点だったキャラクター。
(※個人の見解です)
しかし、今回の「すずめの戸締まり」で欠点を克服し
(※個人の見解です)
見事に私のオタク心に火をつけたという、

うん、それほどキャラが良かった…!!!(深く頷く)

草太、草太(椅子)、芹澤、めっちゃ良い…
面白いし、良い性格しているし、いつまでも観ていたい…
舞台のためのキャラクターではなく、
キャラクターが舞台を作ってくれていたなあとちゃんと受け取れました。
あのキャラクター達で番外編を何本も作ろう。(ただの願望)

映像に迫力はあったはずなのに、
何度でも観られそうな映画でしたね。
胃もたれしないというか、
終始笑っていたような感覚さえあります。

テーマとしては3.11を扱った内容だったんですけど、
これ、当時どこにいたかで受け止め方変わりそうだなあ
と感じました。

私は不便こそあったものの身内は無事だったので
純粋に出来事だけ重ねて観ていましたが、
同じような境遇に遭われている方なんかは
心理面も重ねて観てしまいそうで…。

だからこそ周りのキャラを明るくしたのかなあ(特に芹澤)
とか、草太も椅子にしてポップな雰囲気にしたのかなあ
とか。

3.11を扱うなら普通は重くなるはずなのに、
そこまでシリアスに感じさせられない軽快感
なんだけど、締まるところは締まるというか。
(閉まってもいましたねダジャレかな?)
いや、ほんと、「鍵を閉める」という行為が
ゲームで言う必殺技みたいに映えることを見出した監督の
発想力には脱帽しました。

結構スッキリした気持ちで終われたんですけど、
あとで振り返ったときに「結局、どういうことだったの?」
と思うところが何点かあり、完全に考察映画でしたね。
良い意味で、裏切られました。

で、そのうち1つ、モヤモヤしたのが
「ダイジン・サダイジンって何がしたかったの?」
という疑問。
最初は敵かと思いきや、最終的には救ってくれたので
敵では無いんだろうけど、味方とも思えない。

…それについては
入場者特典の本に少し記載がありました。

そもそもダイジン・サダイジンは
地震を封じる役目を担っていて、
人との共同作業でないと土地の神様を鎮められないとのこと。

サダイジンが環の体を乗っ取ったのは
本音を互いに吐き出させるためという意図だったようで、
サダイジンは「地震を封じたい」というストレートな
目的っぽいですね。

目的のために鈴芽の手を借りたかったのに
環と喧嘩していてなかなか現場まで行ってくれないから
めっちゃ強引にスピード解決した、みたいな(笑)

ただダイジンの方は目的の他に何かありそうっすね…
草太を要石にしたのは、おそらくダイジンの力が弱まっていて
(サダイジンよりも体が小さいですし)
代わりに封じてくれる存在が欲しかった
ってところな気がしますが、

草太に対して「嫌い」と言った真意がまるで分からない。
宗像一族に対して「嫌い」ならまだ理由の想像はつくんですけど、
個人的な感情を抱いてそうな気がするんですよ。
ここは要検討です。

12月25日追記:
ダイジンは子どもだから鈴芽と遊びたがっていたという話なので
「力が弱まっているから体が小さい」説は違いましたね。

最後に、今回の入場者特典で思い出したこと。

映画で神戸も舞台になっていて、
生まれが神戸の私なので「わ~い神戸弁だ~」と
はしゃぎながら観ていましたが、
そういえば神戸も被災地でしたね。
阪神・淡路大震災。

すっかり傷跡が薄まりつつある今日ですが、
かつては鈴芽と同じ状態だった。
それでも立ち上がれるんですよ。

椅子の足が三本でも歩けるし走れるし
空だって飛べるんです(正確には物凄い跳躍?)

考えれば考えるほど深い作品ですね。
また観たいと思える作品でした。

迷子

映画から記念展へ行く間、迷子になりました(笑)
まあ、駅から映画に行く間も、記念展から駅に戻る間も
迷子でしたけど(笑)(笑)

ビルが沢山あって目印が分かりづらく、
スマホの地図アプリで現在位置を確かめながら行ったんですが、
記念展のある有楽町マルイを探していたところ
外国人に話しかけられました。

「Good afternoon!」

これを聞いた私、何を勘違いしたのかドイツ語だと認識し混乱します。
(考察映画で脳を疲弊させた障害とも言える←言い訳)
おそらく「Guten Tag!」とでも脳内変換されたのでしょう。

こちらが宇宙猫状態になっていることにもいざ知らず
話しかけ続ける外国人。
そもそもどういう話をしているのかさえ分かりません。
道案内して欲しいのか、ナンパなのか。

ようやく話が途切れてこちらの回答を待つ外国人。
まあ、どれにせよ私の回答はただ1つ。

「I don't know!!」

私がそう言うと外国人は離れていきました。
私も颯爽と有楽町マルイとは別の方向へ去りました。
(そのあと、さらに迷子になった)

結局その外国人が何を言ったのか不明のまま。
後日、私が答えた「I don't know」について確認したんですけど、
初対面だと結構失礼みたいらしいですね。
「そんなの知るか!!」みたいに言ったみたいです。

まあ、ナンパならそれでもいっかと思えるんですが、
迷子で道を訊いていたなら悪いことをしましたね…
いや、でも私も迷子で
心情的には「そんなの知るか!」状態だったんですよ…

拙くても良いので日本語でお頼み申す!
それならまだ何の話かは分かるから!!

ブレイブリー展

ということで、ブレイブリー展に行ってきました。
ここまで読まれた方はお分かりでしょうか?
この時点で脳が限界に来ています。

寒かったこともあり、入口の体温測定でエラー警告。
体温が低すぎて何度か測り直して、最終的に33℃で入場。
スタッフの方が温かかったので通してくれました。
(気持ちだけは36℃、平熱だぜ!)

入って最初はキャストさんのサインが飾られていました。
そこを、なんと軽く見てスルー。
今思うと勿体無いことをしたなと思います。

私がブレイブリー展に来た目的は
  • プロットや絵から設定を整理・理解を深めたい
  • 開発チームにメッセージを送りたい←ここを覚えていてください
  • グッズが欲しい
だったので、それ以外は結構テキトーに回っていました。


初期構想(パンフレットに掲載されるからかな)と
オクトラ2の絵は撮影禁止でしたが、
基本、スマホでの写真撮影が可能でした。

なんと太っ腹な運営なのでしょう…!!
ありがたや~ありがたや~

とは言いつつ、そこまで写真を撮っていません。
  • 好きなキャラ絵
  • アートワークスで見おぼえなかった&気になったイラスト
  • メモ(家で解読したかったから)
は写真に収めたんですけど、
序盤に初期構想(撮影不可)ゾーンがあり、
そこで熟読していたら…

視力、集中力、体力を失いました。

力を使い果たすほど初期構想が濃厚で
(1時間くらい読んでいた気がする)
開発側がどういう意図だったのかが分かって
めっちゃ良かったです。

特に、ブレイブリーシリーズって
キャラがプレイヤーを認知するメタありゲームなので
AR(3DSのゲームだったからね)について
「いつの世界線のキャラ」が「どのタイミング」で
プレイヤーに話しかけていたのかというのが、

そもそもキャラクターがプレイヤーに
話しかけていたことにさえ気付けなかった私にとって
非常に参考になりました。

あとはキャラクターの年齢とか知れたり、
(リングアベルとイデアが5歳差…キュン)
初期構想ということもあり
キャラクター名や地名が違っていて面白かったです。

ボス戦とかパネルが何枚か続いていて気合が入っていましたね。
内容もですし、絵作りやフラグ管理なんかにも触れられていました。

このエリアで一番気になったのがリングアベル。
リングアベルは「フロウエルの孤児」設定なんですけど、
初期構想なのでどこまで採用しているのかが気になります。
少なくともフロウエルの設定が削られているので
そことリングアベルは繋がらないような気もしますし、
出自不明というのはなかなかにそそられます。

そのほか、個人的な見どころの1つとして
絵に対するコメントが好きでした。


上の画像の赤枠で囲ったコメントなんか、
セスに対して煽り気味で笑っちゃいました。
(画像はコメントが見えるように編集しています)

登校というか放課後っぽい絵ですけどね。
というか卒業式のあとみたいな。

そうなるとどちらにしても
「よく見るとセス、この格好で卒業式に出たのでしょうか」
なコメントになりそうです(笑)


ブレイブリーシリーズは色々展示されていました。
ゲームとして持っているのはデフォルト、セカンド、デフォルト2
小説で読んだのはフェアリーズエフェクトなので
私自身、ブレイブリーが好きとは言ったものの
シリーズ全てを把握できていません。

そういえば、PCで一時期遊んだことがあります。
プレイングブレージュ?だった気が。
ストーリーを理解する前にサービスが終了したので
結局初期作とどういう位置関係だったのかは分かりませんでした。

でも、まあデフォルト、デフォルト2の展示が大半だったので
他を知らなくても全然大丈夫でしたね。
あとブレイブリー以外の浅野チーム作品のコラボを含むイラスト、
(オクトラ、トラスト、バリアス)
ライブ・ア・ライブは色紙が展示されていました。

そして記念展最後のコーナーには
開発チームへメッセージを送れるコーナーがありました。

「メ…メッセージ…??」

もう、この時点ですっかり忘れていたよね。
存在も忘れていたし、書く内容も忘れていたよね。

前日に書くメッセージと描くイラストの選定を頑張ったんですよ。
なのに、「すずめの戸締まり」鑑賞でエネルギーすり減った脳を
「ブレイブリー10周年記念展」でエネルギー切れを起こした脳で

覚えていられるはずもなく。
(何故、メッセージをメモしなかった)


かろうじて「うろ覚えプリン」ちゃんを描き、
脊髄反射でメッセージを書いてきました。
うん、今になって振り返ると
オケコンやって欲しかったんだね…(温かな目)

練習で描いたプリンちゃんの方が可愛かったなあ。
一発で上手く描ける人が羨ましいです。


展示が終わったあとは
物販でグッズを買ってきました!!

早めの時期に行ったはずなのに
既に品切れしていて買えなかったものがありました。

買えないってことは盛況ということだから、
買えなくても嬉しいというファン心理。

クリスマスイルミネーション

早く帰れるかなと思っていたら記念展に3時間近くいたようで
すっかり日が暮れていました。

イルミネーションは綺麗だったんですが
雨で寒くてそれどころではない。
そして迷子…(笑)

常に駅の入り口を探しながら歩いていました。
因みに、この時点でスマホの電池は0%。

記念展の写真撮影よりか
地図アプリを使い過ぎたのが原因です。
モバイルバッテリーを持参していたんですけど
雨なので鞄の外に出したくなかったんです。

雨と迷子が悪い(暴論)

来年もよいお年を

ブレイブリー展で今までの年賀ハンコを押せたので
押してきました。
(因みに、今年、我が家は喪中です)

上の画像をご覧の通り、
押し方が酷い。

トライアングルストラテジーと
ブレイブリーデフォルト2のキャラクターが
コラボしている年賀状なのですが、

トライアングルストラテジーを宣伝する年賀状のはずなのに
その登場キャラクター(虎に乗っている2人)の顔を
押せてないという。
これはもう反省会ですよ。

月日が流れるのは早いのですが
作品を続けることは本当に大変で、
私の創作も10年が見えてきたところですけど、
あんなモノでも苦労しているので
商業となると膨大な苦労をされているんだなあと。

ただ、趣味も商業も共通することが一つあります。
-それは

応援がチカラになること!

ゲームを買って
アンケートに答えて
イベントに参加して

ここまで来たら、どこまでも付いていきたいです。

浅野チームの皆さまも
この長文記事を最後まで読んでくださった皆さまも
元気で過ごされますように。

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