もはや誰も追いつけない

2024/10/25

日常

このスピード、誰も追いつけない

私の身に今、何が起こっているのか…?
私もよく分かりません。

時を戻しましょう。

社長同席の採用最終面接は無事に終わりました。
面接はあまり「面接(`・ω・´)キリッ」って感じがしませんでした。
普通に会話している感覚。
普段の会話でも一方が訊いて
もう一方が答えるってこと、あるじゃないですか?
それと同じです。

正直、面接中「あ…これ内定貰いそうだな」と感じました。
例えば面接では下記のような質問を受けました。

意地悪な質問をするかもしれませんが、
モノづくりにおいて質を取るか速さを取るか
貴方はどちらですか?

この記事を読んでいる貴方はどう答えますか?
(突然の雑投げかけ)

面接対策を勿論していなかった(できなかった)私は
そのとき思ったことをありのまま答えました。
それがこちら、

提出物には必ず納期や締め切りがあると思うんですけど、
私は「あ、これ信用失うな」と思うギリギリの期間まで
こだわりたい性格です。
期限ギリギリになった時点で納得できないクオリティだった場合は
周りに「これでもいいですか?」と訊いて提出します。

これを聞いた社長が「100点満点の回答です」
とおっしゃってくださりました。
 (⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)ア、アリガトゴザマス…←直後の私

あと、面接中に覚えていることと言えば、
「会社でやりたいことありますか?」
と訊かれたので、私はすかさず

アニメやゲームが好きなので!
御社はゲームを作る会社ではないですがせめて!
エンタメに関われる仕事がしたいです!

と恥ずかしげもなく堂々と答えました。
すると社長が「採用担当から1次面接の話を聞いたとき
きっと貴方はゲームが好きなんだろうなと思っていました」
と笑っていました(もしくは苦笑い)。

「ゲームは作れないですけど、
エンタメ系のアプリを作る案件もあります」
と私のオタ全開の主張に対して真摯に答えてくださいました。

そして面接が終盤となった時点で。
社長から下記の話をしてくださいました。

社長「今回たくさんの応募をいただいていますが、
職務経歴等を見て未経験の中で最も魅力があったので
真っ先に面接を組ませていただきました」
私「ありがとうございます(心の声:そりゃ連絡が早いわけだ)」

こうして種も明かされ、
無事に最終面接が終わり、
「これは内定貰ってしまったな…」
と思いながら帰路につきました。

予想通り、内定を貰いました。
予想外だったのが内定の連絡をいただいたのが
最終面接が終了して1時間半後だったことです。

だから…連絡早すぎるよおお…

このスピード、気持ちが追いつけない

雇用条件も開示されて今の職場と比較した上で、
色々考えました。

給料や休暇は今の職場の方が上。
でも、技術や知識を身に着けるなら
年齢が若ければ若いほど良い。
つまり、ここで躊躇している場合ではない。
今は給料よりも休暇よりも技術や知識を身に着けられる、
評価制度や教育環境を重視すべきだと。

そういった思考で、転職すると決意しました。
ただ、少し気になることがあったので内定は保留のまま。
今の職場には直属の上司(兼役員)へ
退職の相談ということで会議の日時も取り付けてきました。

そして当日はスムーズに話が進みました。
退職理由(①やりたいことと会社が求めていることに乖離がある②許せない人がいる)を話し、実際の退職日の日取りも決めました。

※退職理由①については以前記事にした内容に近いものですが、②は対象者の尊厳を守るためにも伏せさせていただきます

ここで、内定保留にしていた大きな理由を開示します。
今の私の仕事を誰に引き継ぐのかという問題があります。

私の会社内の立ち位置が少し特殊と言いますか、
属人化はもとより職人化してしまった私の作業。
もはや職人となった私の作業を年内に引き継げるのか?
という人員の課題があり、適正の課題もありまして。
それを残り2ヶ月弱で引き継げるイメージが全く湧きませんでした。

直属の上司は「何とかしましょう」と言っていたので、
ひとまず退職届を準備してくる、という話になりました。

で、ここで平和に終わる
…ことはなく。

まずは部署内での報告。
私「退職します」
部署内「引継ぎどうするんですか」
直属の上司「これから考えます、部署内で負担にならないようにします」
私「…」

このあたりで既に社内に暗雲が
たちこめていました。

つづいて他の部署の役職者への報告。
私「退職します」
役職者「(´;ω;`)ウウッ…」
私「(´;ω;`)ウウッ…」

ショックで気持ちが追いつかないとご本人が言ってましたが、
私ごときでまさかお涙頂戴するとは思いませんでした。
あとやっぱり「引継ぎどうするの?貴方以外で正確にこなせる人は今の社内にいない」と言われました…

今の会社に恨みは無くて、ましてや現場の人間には関係ないことです。
(経営方針の不満や特定の人への不信はありますが)
私が会社から抜けることで会社の事務が破綻するのは私も望んでいないことです。
保留の期限が迫っていますが、保留のまま週末を迎えます。

私の身に今、何が起こっているのか…?
私も分かりません。

次週、社内で話し合います。
(最終面接時点で先方には事情を話しており、保留を承諾いただいています)

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