崩壊している家族の話
いつから好きになったのか不明です。
ただ大学時代に「毒になる親」という本、他にも色々と読み、そのあたりの理論が私のベースになっていることは確かです。
少し話が逸れるのですが、「心が健康」とは何なのか?
身体が健康とは病気が無いことを一般的に指すと思います。
では精神が健康とは何なのか?
私がとある本(「こころはどこで壊れるか」という本だったと思います)を読んだとき、「心と折り合いがついている状態」であることを学びました。
詳しく書こうとするとブログ記事をいくつも書かなければならないので割愛しますが、
P×C×I=D
P:パーソナリティ
C:環境
I:出来事
D:発症
という計算式があるそうです。P,C,Iの折り合いがついている状態を精神的に健康な状態とみなしています。
(一説だと捉えてください)
精神は内側だけの世界ではありません。
折り合えない状態は外側の世界、他者にも影響が及んでいくのです。
つまり私が言いたいことは、精神失調によって連鎖して家族が崩壊していく話が好きです。
誤解して欲しくないのが、私は崩壊している家族を見てあはは面白いと享楽に耽る楽しみ方ではなく、「何故こうなったのか」と原因を究明することが好きなのです。
私の創作に登場する大地も、「P×C×I」の計算式を元にしています。
「Cm」とか「Cph」とか細かくありますが、面倒だったので大枠だけで捉えています。
大地の場合、「I」がトリガーで暴発して、その後母親が変わり果てた家族(大地)を見て「C」が原因で発症して自殺します。
2人とも心と折り合えなくなり発症しています。
そのような感じで、私の創作の設定本というのは単なるキャラ設定だけではなく理論も書いているので、紙媒体、Wordファイル、画像ファイルと溢れていて収集つかない状態です。
整理しないと…
整理しないと…
話をようやく戻します。
今回は、私がいつも読んでいる家族崩壊系(そんなジャンルあるのか?)の漫画をご紹介したいと思います。
新・ちいさいひと 青葉児童相談所物語
児童福祉司の主人公が、児童虐待の問題に直面し、解決に導くお話です。
ほぼハッピーエンドが多いので、虐待問題に興味があるけどシリアスなものは無理という方など、とっかかりとして読むには分かりやすい話だと思います。
虐待の場面を読んで心を痛めることもあるかと思いますが、主人公の性格が前向きなので安心して読むことができます。
虐待の場面を読んで心を痛めることもあるかと思いますが、主人公の性格が前向きなので安心して読むことができます。
「子供を殺してください」という親たち
ノンフィクションです。精神保健事務所を創設した主人公が精神障害者の移送、自立・就労支援をしていくお話です。
こちらはかなり血生臭いというか生々しいというか、ハッピーエンドよりもリアルを求めている方向けのお話です。
こちらはかなり血生臭いというか生々しいというか、ハッピーエンドよりもリアルを求めている方向けのお話です。
「子供」というタイトル名にはなっていますが、こちらの作品でいう「子供」とは30歳前後を指している(年齢1桁はまずない)ので、ニュースでよく報道されている「~ちゃんが死亡」のような内容を知りたい方は1つ上で紹介している「ちいさいひと」を読んだ方が良いと思います。
御手洗家、炎上する
完全創作です。内容を簡単に紹介すると「火事によって家族が崩壊した主人公は、火事の犯人と思わしき人の宅へ家事代行サービスとして潜入する」話です。
火事と家事をかけているのでしょうか…?
内容はとてもギスギスしていますが、希一が私のフェチズムにドストライクなので無料公開を追いかけています。
主人公と希一が結託すれば動きやすいのに、と思うんですけど、希一の立場としては負い目があるし母親に脅されているし、主人公に弱みを見せたくない押さえつけたい気持ちがあるんでしょうかね。主人公が希一を信用せずに隠し事しているから、希一もムキになっている状態だと思うので、「お互い素直になろうぜ」と言いたいところですが、そう簡単に解決できる問題じゃないんだろうなあ。
以上、作品紹介でした。
家族が崩壊している話が好きとは言いましたが、崩壊(そこまではいかないけど問題のある家庭)の状態から再生していく話も好きです。勿論、バッドエンド直行も歓迎です。
私の創作も色々な家族が出てくるので、好きな家族を見つけて楽しんでもらえればと思います。
(因みに添付画像の工藤家は別に崩壊している意味で載せたわけではないので、深い考察はお控えください)
以上、作品紹介でした。
家族が崩壊している話が好きとは言いましたが、崩壊(そこまではいかないけど問題のある家庭)の状態から再生していく話も好きです。勿論、バッドエンド直行も歓迎です。
私の創作も色々な家族が出てくるので、好きな家族を見つけて楽しんでもらえればと思います。
(因みに添付画像の工藤家は別に崩壊している意味で載せたわけではないので、深い考察はお控えください)
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