声をかける原動力

2019/12/17

日常

何故か定期券が買えなかった

通勤定期が丁度切れるので会社の帰りがけに、
「WEB予約サービス」で定期券を購入しようと、券売機にPASMOを通しました。
(※事前に予約は済ませていました)

しかし、PASMOがカード差込口から戻ってきました。

券売機の不調なのかと思って、別の券売機で操作してもPASMOが戻ってきて、
「あれ…?なんで…?」とスマホでもう1度操作方法を調べなおして、同じように操作。

それでもPASMOは戻ってくる。

今回でWEB予約サービスを利用するのは2度目。
自分の操作方法が間違っているということは無いと感じ始めたので、
「もしかして、私のPASMOが古くてもう使えないのかな…」なんて思い、
PASMO新規購入をしようかとも思いました。

私の性格上「なんとかなる」と思っちゃうと自分で解決しようとする節があったりします。
しかし、そのときは「駅員さんに訊いてみよう」と思ったんですよね。

駅員さんに声をかけたら、駅員さんは私のことを学生さんだと勘違いして
「通学定期は窓口なんですよ」とか、言われちゃったりしたんですけど、
凄く真摯に聴いてくださりました。
他の駅員さんへ相談してもらったりもして。

結局、私のPASMOが戻ってきた原因は
「現在使っている定期が切れるまでPASMOに新しい経路で書き換えることはできない」
と判明したのですが、原因が分かった上で


「新しいPASMOを一度購入してもらい、現在使っている定期が切れたら窓口へ行って
PASMOを書き換えてもらえるので、新規PASMO代500円も戻ってきますよ」
とか
「一度、磁気定期で購入すれば窓口に行かなくても券売機で書き換え可能ですよ」


と教えてもらいました。なので磁気定期を買いました。



今回何が言いたいのかと言うと、東京メトロ職員さんの対応の素晴らしさは勿論ですが、
私が駅員さんに声をかけたという行為もファインプレーだなと思ったわけです。

「なんとかなる」と思いながらも、駅員さんに声をかけた原動力。
「勇気」ではなく「余力」なんじゃないかなと思います。

東京メトロの職員さんが素晴らしいことは分かっているんですよ。分かりつつ、でも
私の中では「自分1人の力でもなんとかなるさ」と思ってたわけなんです。
職員さんの答えを聞くまでは。

もし自分1人で行動していたら、新しいPASMOで定期券を購入できていたかもしれない。

しかし、その新しいPASMOを古いPASMOに書き換える方法は知らなかったわけで。
PASMO新規発行代の500円も戻ってこなかったわけで。

前の職場でも、「自分1人でなんとかなる!」と思って実際何とかやってきたわけですが、
心身ボロボロになったところで、いざ上司に相談すると楽な方法があったりしたわけで。

ただその当時は追いつめられていたから、「自分でなんとかなる」と思うと
どんどん突き進んで行っちゃってたんですよね。周りを見る余裕が無くて。
だから今回は「あ、今の自分は周りを見る余裕ができているんだ」と実感できました。

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