特別編3本目完成
今週は少し時間があったので、毎日特別編を描いていました。
今期アニメが多すぎるので平日でも1日2~5本ほどアニメを視聴したあと、
夜中の3時~4時くらいまで特別編を描き進めていました。
2月が修羅場なのでせめて今だけでもと頑張っていたのですが
今回、3時間で1コマくらいのペースでしか進まなくて骨が折れそうです。
今回の特別編は、特別編の中でも特別。
普段描き慣れないキャラなのはいつも通りなんですが、
穂成美おばあちゃんが着物なので和装の資料を探してみたり
赤ちゃんのおんぶ紐ってどうなっているのかを調べてみたり。
とにかく参考資料が多く、時間がかかる、かかる…。
で結局、画力が追いつかずに絵がテキトーになるという日々。
インターネットで参考資料を探していると、それが記憶されてしまうようで、
WEB広告が参考資料関係ばかり出て複雑な気分です。
以前は、LIXILのシステムキッチンの広告ばかり出ていたんですけど、
今は遺産相続相談の広告や動画が流れてきて鬱陶しいです。
そんな感じで参考資料がお祭り騒ぎでなかなか進まないのですが、
絵の構成や演出が気に入らなくて描き直すことも多いです。
上の画像は実パパン(桃ちゃんの父親)です。
特別編に限らず最近何故か作画がリアル頭身嗜好へと走り出す癖ができてしまいました。
ただまあ頭身高めタッチは許容したとして。
それでも実パパンが目を見開いたところで
「ここまで目が開くのか」、「つり目っぽくして良いのか」、
みたいな不安があったので、かなり完成された状態だったのにボツ、
からのいつものブログ供養しました。
キャラ設定はたくさんあるんですけど、
作画系の設定は、身長や各キャラのテーマカラー、服の色くらいしか無く、
「右利きか左利きか」とか
「腕を組んだら右左どちらの腕が上になるか」とか
「目や口の可動範囲」とかは、ちゃんと決められていません。
なので、なるべくそのような描写は避けるようにしています。
今年はせめて「右利き左利き両利き」と
「腕を組んだらどちらが上になるか」を決めたいですね。
今年の創作の目標にでもしますかね。
頑張れば2日くらいで終わりそうですけど。
で、先程のコマの別バージョンも描きました。
こんなに頑張っても1コマなんですよ。切ない。
多分、絵的にはこちらが正解なんだろうな、と思いながらも
雰囲気的には先程のコマの方が合ってるような気がする、
などと、モヤモヤしながら現在進行形で頑張っています。
今回、本当に絵が激ムズなんですよね。
そもそも谷藤家の空気をどう絵にしようかと悩みに悩みまくりました。
シナリオには「穂成美と実が喧嘩をする」シーンがあるんですけど、
「谷藤家の喧嘩ってどういう絵になるんだ…??」と作者も困惑。
元々シナリオに映像イメージがある場合は
「(キャラ名)の顔アップ」みたいに
映像の説明も台詞と一緒にシナリオへ入れておくのですが、
描きながらの方が映像が出るかと思って
今回は作画時の自分に投げてしまったんですよね。
とりあえず手持ちの漫画で参考になりそうな喧嘩シーンを探してみたりして、
穂成美と実を取っ組み合いさせてみたり、湯呑のお茶をかけ合ったり、言い合ってみたり、
描いていて痛々しいですね。
「谷藤家じゃない、絶対違う」とか悩んで何日も考え込みました。
そんな失敗絵を眺め続けていると、ある時
「そもそも穂成美も実も表情差が少なくね?」ということに気付いたりするので、
作画時の自分に投げるのは結果として良かったりします。
そんなこんなで、このような悩みをあと30回近く繰り返します。
本数多すぎ。
地編の4話とか7話みたいに、四コマ3本時代が懐かしいです。
流石に6本以上になると作者側だけでなく読み手側も大変だと思うので
意識はしているんですけど難しいですね。
途方に暮れる特別編作業の中のお供と言えば、作業曲です。
谷藤家の場合、明るく前向きな曲が多いですが、
今回は少し趣向を変えた曲を何曲か入れて
その塊をミックスしてループ再生しています。
- 快眠!安眠!スヤリスト生活(アニメ『魔王城でおやすみ』主題歌)
- ばんばん!ばばーん!(アニメ『はたらく細胞!!』第1話挿入歌)
- Force(アニメ『ワールドトリガー』2ndシーズン主題歌)
- Giorno's Theme: Il vento d'oro(アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』サントラ)
- Sacred world(アニメ『アサルトリリィ BOUQUET』主題歌)
- title back ~ ウチの夫は仕事ができない(ドラマ『ウチの夫は仕事ができない』)
曲のバランスが良くて聞いていて飽きないです。
何となくですが、谷藤夫婦はドラマ「ウチの夫は仕事ができない」
のサントラと相性が良い気がします。
もしサントラを持っている方がいましたら
谷藤家特別編はサントラを流しながら読むのも良いと思います。
作業曲のおかげでやっと今では4本目に突入しています。
おそらく何も知らない人にとっては衝撃的な内容かもしれませんが、
少し重くて、でも微笑ましい谷藤家の話を3月10日にお届けしたいので
それでは、引き続き特別編の作業を頑張ります。
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